2002年6月22日(土)13:30より、北陸職業能力開発大学校において、表記の討論会が開催されました。この討論会は、電気・電子・情報系専門部会独自の事業として毎年実施しています。参加者は約40名で開催されました。
この事例討論会は、人材育成に携わっている中で、提起したい問題点や実践例をお互いに発表し、意見を交換させ、より洗練されたものにし、共通の財産にすることが、専門部会としても大切なことであると考え、このような場を提供しようとするものです。毎年、秋に開催される実践教育研究発表会とは異なり、提起されたテーマについて参加者全体で気軽にディスカッションや意見を交換させ、議論を深める進め方が、この実践活動事例討論会の特色です。
当日は、第一部の発表討論会と第二部のパネルディスカッションが行われました。発表討論会では、企業や団体への支援の取組み事例や在職者訓練など下記の4テーマの発表と質疑や討論が活発に行なわれました。
(1)MPPTをテーマに創造的ものづくりを試みた実習
工藤 光昭
(東北職業能力開発大学校)
(2)ミスマッチ解消に向けた離転職者訓練の対応について
菊池 拓男
(職業能力開発総合大学校東京校)
(3)石川県内の企業における社内人材高度化事業
橋場 章
(石川職業能力開発短期大学校)
(4)製造業における生産革新を技術支援する取組み
植平 一郎
(北陸職業能力開発大学校)
また、パネルディスカッションは、「企業で活躍している電気・電子・情報系卒業生から見た能開大の教育訓練」というテーマで、北陸職業能力開発大学校(旧富山職業訓練短期大学校)を卒業後、電気・電子・情報関連の企業に就職し、中堅社員として活躍している4名の方に参加していただき、企業人としの立場から意見を述べていただき、そこから議論を深める形式で行ないました。近年の少子化、技能・技術の高度化、グローバル化等に対応した柔軟な教育訓練が課題となっており、訓練内容や訓練方法等の見直しが行われています。その意味でも、大いに参考となったパネルディスカッションでした。
2002年6月23日(日)9:30から幹事会/ジャーナル誌編集委員会が開催されました。
内容は、次の通りです。
(1) 理事会報告
(2) 実践発表会岡山大会に向けて
(3)電子系HP活用について
(4)次期役員について
(5)その他
(北陸職業能力開発大学校 滝本貢悦)
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北陸職業能力開発大学校

発表される 工藤 光昭氏

発表される 植平 一郎氏

熱心に聞き入る聴衆

実習場や教材を見学する会員
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